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雑感

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携帯使う小学生は優秀
yahoo!ニュースより。携帯を使う小学生は優秀。塾通いに持って行くから?
このところつくづく思うのですが、人って二つの出来事を都合よく結びつける生き物なんだなー、と。
いや、人以外もそうですよね。例えばチンパンジー(笑)
実験見たことありませんか?高いところにある何かスイッチを押すと餌が出てくる。チンパンジーはそのスイッチと餌が出てくることを結びつけて、そのうちスイッチを操作するようになる。
しかーし。もしかしたら、スイッチを押したから餌が出るのではなくて、高い位置に手が上がると餌が出てくる仕掛けだった。なんてこともあり得る。いや、ないか。
人は、何かの出来事に対して、その出来事が起きたことと、そのほかの出来事が同時に起きたときに、その二つに因果関係を見出してしまう。そして、実際に因果関係がないことまでも結び付けてしまうこともある。
以前警察白書をwebで見たのですが、この20年で、殺人事件の件数は増えていません。ほぼ横ばい。
一方、ある方の調査によると、某新聞社の紙面で殺人事件を扱う紙面の割合は5倍に増えているそうです。そのある方は「これは世論操作だ」とまで書いていた。
恐ろしい事件が起きた時、すぐさまこの世の中は良くない方向へどんどん向かっていると、どうしても思いがちになる。悲観的になる。
僕のお客様には、僕よりも大先輩のおば様もいらっしゃるのですが、そのお客様の中には、今の世の中が本当に変わってしまって、これからどんどん悪くなっていってしまうかのごとく仰る方がいる。
接客業に携わる人間としては「いやー、ホント怖いですよねー」と受け流すべきなんですが、僕はついつい反論してしまう。
「そんなことないですよ。殺人事件の件数だって増えていないし、これからもっと良い世の中になりますよ」と言ってしまう。我ながら青い(笑)
情報と言うのは必ず発信者がいる。当たり前ですが。
その発信者はほとんどの場合、発信者側に有利な情報を取捨選択しています。
それは、この僕のblogでさえ少なからずそうなってしまっていると思う。ある意味仕方がないんでしょう。
でも、何かを売らんとする業者さんたちの情報となると、それはもう偏っているとしか思えない、僕は。
例えば「低体温は身体に良くない」という説。
僕は割りと体温が低い。過去発熱時には解熱剤で34度台まで急降下したこともあったり(笑)だから、そんなこと言われるとドキッとしてしまう。
そこで、どんだけ身体に影響のある話しなのかをwebで探した。が、低体温に関する記述があるHPのほとんどは、漢方薬やサプリメントを扱う業者のHPだった。
以前ある美容師が言ってた「最近出産する人の羊水から、シャンプーの匂いするケースが多く、このことから婦人科系の病気の原因の6割はシャンプーが原因と言えます」と。
驚いて検索すると、そういった話がたくさんhitした。しかし、こちらも業者さんばかり。
どろどろ血液もそう。納豆もそうだったし。
○○で1ヶ月4kg痩せた!
僕も詳しくないんですが、この痩せたことの因果関係を証明する場合、どのような条件下でどのくらいのサンプルを抽出すればデーターの信憑性があると言えるかは、学問的に明確なはずですよね。
もっと簡単に言うと、正しいデータを取るための方法は確立されているんです。
にもかかわらず、情報発信者はその確立された方法でデータ収集をせずに、有利な情報のみを提供している。
人というのは良くも悪くも心で出来ている気がするんです。
効く気がして使えば、効能なくても効いてしまうことがある。
偽薬を投与されても、病気が治る人が多いとか・・・いや、軽い病気って多くのケースで投薬なしでも治るんですよね。
薬品メーカーはこういった事情を踏まえて、新薬開発の際に2グループに偽薬と真薬を与えて効果の明確な差を調査しているそうです。
公的機関のHPから。
科学的根拠についての記述がある。
Q1 「科学的根拠のある情報」とはどういうものですか?
A 何かの現象を調べるときに、再現性のある実験を行い、得られた実験事実を忠実に反映した情報です。偶然性や人間の作為などをできるだけ排除した条件で実験を繰り返し、それによって得られた「一定の法則をもつ、統計的な事実」にもとづいている情報のことで、これは「科学的な裏付け」ともいえます。
ぜひごらん頂きたい・・・
というか、僕の駄文書くよりここのリンク最初に載せときゃ良かったよ(´∀`:)
僕は今の世の中は最高に良い世の中だと思う。10年前より、20年前よりも便利になっているし。
便利になったことで失ったこともあるかもしれない。でも、それは便利になって得たものの方が失ったものよりも大きいと思えるから、何かと引き換えたんじゃないかな。
僕が子供のころは公害問題が凄かったし、ノストラダムスの大予言で2000年まで地球はもたないとさえ思っていたし(笑)
ニュース見ていると頭おかしいんちゃうんかい?とさえ思える役人さんや政治家の人達だって、世の中を悪くしようなんて微塵も思っていないんじゃないでしょうか?きっと良くなっていくはず!
大人がこれからの子供達のために頑張らなければ♪
そうそう、大阪大付属病院で、拡張型心筋症の画期的な治療法が発表されました。
きっとこれからも朝田先生のような優秀なお医者さんが、難病をどんどん治してくれる。そんな良いことがたくさんまっているはず!←医龍の見すぎ(爆)

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雑感

心理操作って・・・

12月、ご予約とり難い状況続いていることお詫びします。
webから予約可能な時間は、土曜日杉浦の夕方1名空き。杉浦日曜日はまだ空きがあります。
緒形は、明日、明後日共にwebからの予約は一杯です。
明日19時カットのみ1名、日曜日午前に空きがありますが、webから予約ができません。
web予約は、オーバーブッキング防止のために、このようになってしまうことがあります。どうかご理解のほどよろしくお願いします。
さて、実践マーケッターとして、日本一と言われる神田昌典さん。中小企業経営者のカリスマとも言われる神田さんのHPの人生相談にこんな相談があった。
Q 【売上のために心理操作することは、良いことなのか?】
神田さんの回答は「結論から言えば、心理テクニックで人をコントロールして、自分のエゴのためにお金を稼ぐというのは間違いです。」以下続く
今僕は心理学を学んでいます。これでどう変わっていくのかなー?という、期待感がある一方で、あまり学んだ後に変化はないんじゃないかなーという、あっさりとした感覚も持ち合わせています。
それから、学んだことを利用して、お客様に何かを売ろうとか、手玉に取ろうとか、そういう意気込みは全くありません(^_^;)
じゃあ何の為に勉強しているのかと問われると、今自分でも正直何をしたいのか分からないんですよね。
一つだけ言えるのは、今学んでいるお陰で、お客様やスタッフ、その他僕の周囲の人の気持ちにより近づけている気がします。
上記質問にあるような心理(感情)コントロールできるスキルがあるならば。それは使い方しだいだと思う。
使い方は、それを利用して相手をコントロールするということも確かにそうだ。
でも、コントロールできるということは、ある意味相手の心理を理解できるということの裏返しということなんじゃないかと僕は思う。もちろん、相手の気持ちも考えずに心理コントロールすることも可能なのかもしれない。
しかし、それを僕は全く望んでいないんです。相手をそのようにコントロールして、喜んでいる自分を想像したくないんです。
最近ちょっと自分の行動で決めた小さなルールがあります。それは、スタッフや知人にあまり余計なおせっかいな事を言わないことです。
相手に良かれと思って、こうした方が良いとか、こうすべきとかアドバイスしても、その相手がその必要性に気づいていなければ意味がないから。言っても無駄になるから。
いや、無駄とかどうとかではなく、相手が自分自身で気づいてくれなければ、実行できないから、だから答えを示さないようにしようと。
つまり、他者に答えを幾ら与えても、相手が気づかなければ腑に落ちることはないと思うのです。
同様に、相手の心理コントロ-ルをいくらしようとも、本人の心の根っこで気付きがなければどうしようもない。直ぐに冷めてしまうでしょう、きっと。
それより、何より、そんなことをしたくない。ただそれだけです。
そんなことよりも、今まで以上にお客様の気持ちに近づくこと、他者の気持ちになって考えることが出来ることが重要だと、改めて実感しています。
先日ご来店いただいたNさん。blog見てますか?(笑)
Nさんに「僕ね、心理学学んでも相手の気持ちを読むとか分からないんですよねー」と言ったら。
「それって分かろうとする気がないだけでしょ(笑)」と笑われてしまったorz
僕を含め多くの美容師は、お客様の気持ちを少しだけ分かった気でいる人が多い気がします・・・
お客様の気持ちを読むとか、心理学がどうしたとかそんな難しいことではない。
一生懸命相手の気持ちになる。相手の「立場」になることが大事なんだと。これが前回の講義での気付きです。
何事も使い道を間違わないよう気をつけねば(´∀`:)

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高校生の時の担任。
顔が三遊亭楽太郎に似ていたので、みんな「楽ちゃん」と呼んでたのを思い出した(爆)
昨日ご来店されたお客様との会話。5ヶ月前にデジタルパーマをbleuでかけられたお客様は「楽でしたよー」と評してくださった。
僕は「楽っていうのが、それが一番の褒め言葉です」と即答した。
よくお客様から言われるのが、この「楽になった」という言葉です。僕は「楽」は最高の褒め言葉じゃないかと思っています。
昨日も同じ話をそのお客様としたんですが。
「楽」というのは、結局そのほかの要素も含めての満足だと思うんです。
他の要素は、自分に似合っていたとか、可愛いと感じた、カッコいいと感じたとか、そういったことです。
これらの要素がずっぽり抜け落ちて「楽だった」ということにはまずならないはずなんですよね。
なぜなら、お客様は日々可愛くなる為、カッコよくなるために髪のお手入れをするわけですからね。楽と言うのはその為のプロセスが容易だったということに他ならない。
つまり、楽に可愛くなれた、カッコよくなれたと僕は解釈しています。
その逆はなかなかないと思う。
「先日デジパかけたら、超大変だったけど凄く可愛くなりましたー」ってのはあり得ない(笑)
結局、南極。お客様は皆可愛く、カッコよく、そうそう、美しくなる為に美容室にご来店するはず。(他の目的ももちろんあるでしょう)
美容室から持ち帰ったヘアスタイルが、日々楽に扱えたか否かが重要。
それから、bleuからの帰り道、お客様が楽しい気分に少しでもなってくれたら、と毎日スタッフ一同がんばっています!
楽と楽しいは同じ漢字。くさかんむりがつくと、薬にもなる。
美容室というのは、楽が一番大事なテーマなんじゃないかと思います!

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お客様

ホワイトラバー(笑)

フロム北海道

突然届いた小包・・・って、最近小包って言わないっすね(笑)
箱の中身は

↑白い恋人!!!
しかも

賞味期限内(爆)
ミス様が北海道から送って下さったのです。しかも、なななんと4っ箱も!?しかも、しかも。今北海道でも復活白い恋人は入手困難とか。
賞味期限切れを食っている僕を不憫に思ったのか否かは置いといて(笑)とにかく、心遣いありがとうございますm(__)m
この小包が届いたとき、ちょうどミス様のお友達のTさんがご来店されていたので、早速白い恋人をおすそわけした。
しかーし!
ただおすそわけじゃあ面白くない。でしょ?
まだ残っていた、賞味期限切れ(8月31日期限w)の白い恋人と、期限内とをロシアンルーレット方式で食べて頂きました。
目の前に並んだ2枚の白い恋人。確立2分の1!
「期限切れは絶対食べたくない」と切に語っていたTさんでしたが。
見事!期限切れゲットーーーーーーーーーー(爆)
人間は強い。開き直ってお召し上がりになっていました(´∀`:)
期限切れ試食後、新品も食べていただいた。
Tさんの感想「やっぱ新しい方がおいしい。でも、こっち(期限切れ)もふつーに食べれる(笑)」だそうです。
ちなみに、新白い恋人は個包装一つ一つにも賞味期限記載です。やるじゃん!

それから、これは理由が分からないんですが、古いのと新しいのでは厚さと重さが違いました。計ってみたところ、旧製品10g、新製品11g。10%も差が・・・この差はなんでしょうか??
もしも、どこかで期限切れ白い恋人ロシアンルーレットやる機会があったなら。ちょっと見厚ぼったい、持った時に重い方を選びましょう!
って、そんな機会あるかー(爆)

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仕事

続き

なんとなく、なんとな~く、何か言い訳がましいこと書いているような、何か罪悪感のようなものがあるのですが、ですが、やはり書くべきか・・・
昨日も書いたとおり、予約に関して僕が書いたことへ、同業者のYさんからご指摘を頂いた。
僕なりの解釈。Yさんは現状の問題をお客様や他者のせいにするのは何事だ!と仰っているのだと受け取りました。
何を書いても、立ち位置が変わると、違う場所から見れば言い訳みたに聞こえてしまうでしょう。当然です。僕も他の方が似たようなことを書いていたならば、同じような感覚を覚えたと思います。
実は、こういうデリケートな話はblogにはあまり相応しくないと思っていました。サロン側のご都合主義に聞こえますから、こういうことはweb上で書くべきことではないと感じていました。
しかし、僕が先日あえて書いたのは僕なりの理由があってのことです。
そうだ、正直に書けば良いんですね。そうか・・・
まだbleuへご来店されたことのないお客様を失うかもしれないけど、でもあえて書いてしまいます。
僕が先日書いた予約に関するblogを見て、理解できない方はbleuへはご来店されないことをお勧めします。bleuはそういう方の期待には応えられないと思います。
そういう方からご利用いただき、料金頂いたとしても、それはお互いの為に決してなるとは思えません。
これ、すごく高飛車な書き方ですね(滝汗
実際にご来店いただいている方ならきっとご理解いただけると思いますが、僕らそんな高飛車な態度で営業していません。
ただ、お互いが望まない結果を招くことを恐れているだけなんです。そう、怖いんです。
有名店、繁盛店では、施術と施術の間に数十分の待ち時間当たり前。待たせることが平気にさえなっているのではないかと思われるところさえあります。
お客様の時間を大切にしたい。それが一番です。一日24時間。それ以上長くすることは絶対にできません。それは僕らの時間も同様です。
bleuは営業時間が延長することがほとんどありません。平日の21時以降までbleuにいたことのあるお客様皆無です。
僕は、営業時間内で全て終了することが大事だと考えています。
お客様第一で、夕方のご予約は多少受け付け時刻過ぎてもお受けするサロンも多いと聞きます。
申し訳ありませんが、bleuではそれはできません。僕が個人的にそれを良いと思っていないからです。
一方、結婚式のセットなど、早朝予約は有料でお受けしています。30分単位で525円頂くようになりますが、依頼があれば朝の5時でも、それこそ深夜3時でもOKです(笑)
「おまえじゃあ金もらえればいいのかよ」と言われそうです。
そう言われてもしかたないのかもしれません。しかし、本質は違います。早朝予約の場合、その場合は担当スタッフのみで対応可能なんですが、営業時間の延長に関してはそうはいかないんです。
一人のお客様の為に、スタッフ総出で尽くす。これはサービス業の根幹、もっとも大事な部分だと思います。しかし、営業時間延長までスタッフ総出で、というのは僕はそれとは違うと思っています。
今サービス業界、特にホテル業界では「NOと言わないサービス」というのが流行っています。
それって、なんでもかんでもNOと言わないということでは決してないんですが、どこかで誤解されて伝わっている感が拭えない。
NOと言わないのは、なんでもかんでも引き受けるということではなく、NOと言わない代わりに、改善案を提示することです。
つまり、できないことはできないという部分では同じなんですが、より良い策を講じる、良案を提案することです。
予約の話長々と書きましたが、誰も犠牲にならない良案がまだ見つからないまま、見切り発車で書いたのが批判を受けた一番の原因だったのかもしれません(反省
あえて書かなくてもいいようなことを、あえて書いてみました。
高飛車で、傲慢で、偉そうに見えたり、不快に思われた方いらっしゃいましたら、先にお詫びしますm(__)m
さて、いつものおバカblogにそろそろ戻そうかな(´∀`:)

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仕事

Re:

医龍にどっぷり。DVDで今前作見てますが、セリフにしびれっぱなしの緒形です。
医龍のストーリー。テーマというか描かれているものが幾つかあるんじゃないかと思ってみているんです。その一つ、チームというものを描いているところに、自分がふと忘れそうになっていたことを思い出した。
先日書いたblog。予約に関して長々と書きましたが、ある方からその内容に関してコメントを頂いた。
しっかりと書いていただいたコメント。僕も自分の意見を再度きっちり書かせて欲しいと思ったので、コメント欄ではなく、ここ本文に書くことにした。
同業者Yさんからのコメント抜粋、僕の返答
Yさん>今回も文章を読ませていただいていると、どうも「こっちはやる事やってんだ!突然髪の毛を切りたくなって予約がいっぱいでお断りして・・・。それだったら12月くらい美容室は忙しいってわかってんだから早めに予約してくれよ!!」って言っているようなもんじゃないですか??
誤解を恐れず書きますが、仰るとおりです。早めのご予約を促しています。異論はありません。
>お客様がご予約時間に遅刻をされる事もすごく悪者扱いだし、そんなのお客様のせいにする事などありえませんよ。
bleuはお客様の遅刻に関しては寛容なんじゃないかと、僕は思っています。すごく悪者扱いに読めてしまうとしたら、僕の文章が下手なせいです。ごめんなさい。
>これ以上は一杯一杯ですなんてひどすぎます。じゃあ何が一番悪い事か??ってわかりますよね!お客様の期待や希望にちゃんと応えられる人財ですよ。対応できるスタッフの数をそろえていないのが一番の誤算ですよね。それを一番に誤るべきですよ!
仰るとおりです。「人財」に関してがある側面では最も問題あるところではあります。
恥ずかしながら、この3年間の人材募集はことごとく失敗しています。費用をかけて幾ら求人しても、なかなか良い人材が集まらない。それどころか、面接希望者もほとんどありません。多大な費用をどぶに捨てている状況です。
しかし、先日の日曜日の営業中ふと気づいたんです。
bleuのスタッフ、人数は少ないけど最高です!日曜日の営業中、オーバーブッキング状態に陥った時に、それぞれのスタッフが、ポジションに関係なく見事な連係プレーをしてくれた瞬間があったんです。
いつも僕は心の中で「もっと早く施術してくれよ。じゃなきゃ店がまわらないじゃないか!」ってつぶやいてしまっていました。
が、そんなことはなかったんです。
Yさんはご存知と思いますが、美容室経営でよく使う言葉にスタッフ一人当たりの生産性というのがありますよね。
bleuはかなり高水準の生産性をあげています。12月は大台になると思います。実際には既に一日あたりの生産性では大台です。
ですから、今現在のスタッフは最高の仕事をしてもらっていると思っています。スタッフ採用がうまくいっていないことは僕の不徳の致すところです。
・・・まわりくどい言い訳を書いてYさん、ならびにblog読んでくださる皆さん本当にごめんなさい。
さて、もう少しお付き合いください。ずばり言うわよ。
話し戻りますが、遅刻の件。30分間隔で予約をとる僕ですが、15分程度の遅刻ならばそのまま対応できることが多いです。経験がありますし、どうにでもできますから。
遅刻をお客様に向かって責めたこともほとんどありません。第一にほとんどのお客様はしたくて遅刻するわけではありませんから。
しかし、遅刻の件では今大きなジレンマを僕自身が抱えています。
それは、遅刻したお客様ほど不利益を被らず、時間通りご来店したお客様が待たされてしまうという現象です。
具体的に言うと、遅刻しているお客様を、だいたいの場合僕らはお待ちしているわけです。すると、ご来店早々に施術にとりかれる。しかし、その後の時間通り来店したお客様は待たされる。
これって良いことなんでしょうか?
それから、予約も同様なんです。
数週間も前からご予約くださったお客様の時間前後に当日予約をとる。急な予約に僕らも極力対応したいと思えばこそですが。しかし、このケースでも、せっかく早めにご予約くださった方を待たせてしまったことが実際に何度も・・・
お客様は全て平等で、誰かをひいきしたいとか、するとかは当然したくありません。
でも、僕らを大事に思って、前もってご予約くださるお客様の期待に応えられないジレンマがこのところずーっとあるんです。
ごめんなさい、出かける時間になってしまいました。続きをさらに書きます・・・

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雑感

VAK

リゾートビューティーサロン bleuへようこそ
bleuはお客様一人一人がごゆっくり、プライベートに過ごせる大人のリゾートサロン。
エステ、メディカルエステ、ヘア、ネイル、美を追求するあらゆるメニューが揃っています。
ロケーション。都会の高層ビル群。ひときわ聳え立つ六本木タワー。
喧騒を抜けると目に飛び込むのはbleu専用エントランス。
重厚なドアを開けると、歩き心地最高な、真紅のレッドカーペットがエスコート。
エントランス内には高原のような爽やかな香りが漂い、森の声、鳥のささやきが聞こえます。
エントランスで既に、どこかへ瞬間移動したような錯覚に陥ることでしょう。
次にお客様を迎えるのはbleu専用総クリスタル製のエレベーター。
プライベートな空間は、もうエレベーターに乗る瞬間から始まっているのです。
まるで身体が浮かんでいるかのような錯覚さえしてしまう、フカフカのシャギーカーペット。
クリスタルガラス越しに見える景色は都会を眼下に、もう目の前を遮る物はありません。
全てを演出されたその空間は、エレベ-ターというよりも天国への階段。楽園へ運んでくれる
天使のゴンドラ。
エレベーターが最上階に着くわずかな時間、余韻を楽しみながら、目を閉じてリラックスしま
しょう。
そして、エレベーターのドアが次に開いた瞬間。そっと目をひらくと・・・
あなたはここが東京ということを既に忘れていることでしょう
目の前に広がる夢のような空間。360度目に入るもの全てがこの世のものとは思えない、
まさしく地上の楽園。あなたを担当する専任スタッフ達全員がお出迎え。しかも、全スタッ
フが今日担当するのはあなただけ。今日スタッフにとってあなたは女王様なのです。
「嘘みたい」と感嘆の声をあげてしまう人もいるかもしれません。しかし、嘘ではありません。
今目の前に広がる全てが今日一日あなたの為だけの空間なのです。
夢のような一日をごゆっくり、こころゆくまでお過ごしください。
「いきなり何書いてんだよ」(´∀`:)
えーっとこれはですね、明日提出する宿題です。今通っている心理学の講習に持って行きます。
宿題のお題は「五感を使ったCMを作ってきましょう」でした。
五感を使うCM、最初悩んだんですよねー。五感と言うことは、視・聴・味・嗅・触です。
心理学ではこれら五感のうち、味・嗅・触を体感覚という言葉で一つにします。つまり、視・聴・体ですね。
さらに、元々アメリカ発祥の心理学ではこの3つの英語の頭文字をとってVAKといいます。
というわけで、上記は架空のビューティーサロンbleuの広告をVAKを使って表現してみました。
あまりに大風呂敷なビューティーサロンbleuの広告に、自分で書いててちょっと笑ってしまいました(笑)
う~ん、読み返してみて、もうちっと詰めとこうかな。もうちょっとだな・・・
いや、繰り返し言いますが、行っているの怪しい講習会ではありません(^_^;)

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仕事

ご予約について

先日出勤途中、「林家式場」というたて看板を見た。
林さんという方の葬儀会場案内だと思うんですが、瞬間的に「はやしや式場」と読んでしまった。林家と見てしまうと、すぐに落語家を思い浮かべる自分。そして、不謹慎ながら心の中でおかしくなってしまって、ちょっと反省・・・
さて、今日はまずお詫びから。
このところbleuは大変混み合っております。その為、希望時間にご予約がとれないケースが多くなっています。
また、オーバーブッキング極力したくない、でも、なるべく予約は多くお受けしたい。ということで、結果的にお待たせしてしまうケースも度々ありました。
通常は待ち時間ゼロを目指しているのですが、ここ最近はそれがほとんど出来ていない状況となっています。
土日のご予約で30分近くお待たせしてしまったケースもあったこと、深くお詫びします。
bleuの予約のスタンスは、同一時間帯に店内スタッフの人数と、お客様の人数が同数までしかお受けしないことになっています。
しかし、これが予約の読み違えや、当店の事情、お客様の事情で狂ってくることがあります。
具体例で書きます。
予約の読み違え。これは、想定していた施術時間内で施術が終わらないために、お客様が予想よりも長い時間在店してしまうケース。
当店の事情は、色々ありますが、最も多いのは予約のミス。オーバーブッキングなどです。
お客様の事情は、メニュー変更や追加を頂いたケースや、お客様が遅刻されたケースなどです。
これらの事態は起こらないようにしていても、ゼロになることはありません。
よって、予約も余裕を持たせられるときは30分単位で空き時間をあえて設けたりもします。
が、繁忙期である12月、多くのご予約を断るよりもなるべく予約をお受けしようと、結果的に余裕のない、ギリギリの状態で営業しています。
毎日平均数本のご予約をお断りしています。また、土日でいうと多いと10本以上のご予約をお断りするケースもあります。
って、長々と言い訳書いて申し訳ありませんm(__)m
僕らもせっかくご予約いただくお客様ですから、一人残らずご来店いただきたいとは思っているんです。
しかし、限界がありまして、既に日によっては100%を超えた営業状態です。スタッフも昼ご飯食べずにがんばってくれています。
何か具体的解決策があれば良いのですが、今のところこの状況を改善する方法が見つかりません(^_^;)
強いて言うならば、土日以外ご来店可能なお客様は平日をお勧めします。平日は日によってかなり空きがある場合もあります。
時間を大事にしたい方は、平日の一発目、11時のご予約がお勧めです!朝一番のお客様は確実に待ち時間ゼロ!デジタルパーマでも2時間前後で終われます(髪質によって前後しますが)
この状況もあと数週間ではないかと予想されます。恐らく、12月22、23、24の3連休までかな、と思っています。
例年クリスマスイブやバレンタインデーはなぜか暇になります。
今のところ24日は予約ガラガラです!

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ヘアケア

シャンプーの話?

医龍やばいよ(´∀`:)
昨日も医龍見ながら感動しっぱなし。
見終わって、嫁がDVDレコーダーに録画していたまだ僕が見ていない(見始めて3回目だから)のを発見!3~4回分見ている途中、リビングで寝てしまった。
夜中に目覚めて、急いで風呂。そしてまた、湯船で寝た。気がつけばAM4:45orz
この数週間で、少なくとも12時間は風呂で寝ている緒形です(汗
さて、昨日の続き
Hさんと話題になったシャンプーのことについて・・・
シャンプーってたくさんあり過ぎてどれがいいのか悪いのか分かりませんよね。
サロンのシャンプー、市販品、通販系、本当に色々ある。
でも、やはり昨日も書いたように、シャンプー剤の成分には、驚くほど特別なものはありません。
成分の説明の前に価格の仕組みについて書きます。
商品の価格というのは、需要と供給や原価など、多くの要因で決定されるのはご存知ですよね。
これは僕が実際に実感したことなんですが、この世の中に本当に安いものはないと思っています。
物の値段は絶妙なバランスで決められています。そして、ほとんどの物の値段はなにかしら理由があってそうなっているわけです。
シャンプーもですから、値段に応じた商品しか存在しません。とは言いながら、どこにコストがかかっているかが商品によっては違うので、その違いによってお得感に差異が生じることはあり得ます。
どういうことかというと、400mlで5000円のシャンプーと2500円のシャンプーがあったとします。どちらもかなり高級なシャンプーですが、しかし、値段が倍違いますよね。
この二つシャンプー。成分内容的には大差ないと思います。2000円を超えたあたりから、シャンプーの主要成分=洗浄剤の値段による差はあまりなくなり、どれもそれなりに良い成分を使っているといえます。(中には値段だけ高くて、成分は??というものもありますが)
ですから、シャンプーの価値、お得感を成分に求める人の場合は、2~3000円以上のシャンプーは不必要なんじゃないかと思います。
洗浄成分よりも、天然エキスなどが入っているとより満足を得られる人の場合。そういった人はもっと高いシャンプーを買っても良いでしょう。
さらに、とにかく良いものが欲しいという人。そういう方は、1本1万円のシャンプーなんてのもありますので・・・
結局のところ、2~3000円を超えてくると、高いけども使いたい方はどうぞ、って感じです。正直な話。で、そうなって来ると、それぞれのシャンプーそのものの価値というのはあまり意味がなく、買う人がどういう価値を感じるかだけの話になってくると思うんです。
よく「物の原価」を取り上げてとやかく言う人がいますよね。エルメスのフールトゥ(布のバッグ)の原価はたった○○円だ!とか言う人。
他には、ダイヤモンドの原価はたった○○円、とか。
こういうのって僕は浅い考え方じゃないかと思うんです、僕はですよ。
原価って材料費だけじゃないですよね。物の値段はホント色んな要素で決まるんです。エルメスのバッグやダイヤの単純な原価を引き合いに出しても意味がないわけです。
しかも、ブランドという目に見えない物の価値ってはかり知れないのではないかと。そして、ブランドを守る為には、例え原価が安くとも、そのブランドの価値に見合った値付けになるはずなんですよね。
あ、ブランドじゃなくてシャンプーでした(^_^;)
シャンプーの値段も同様に、様々な要因で決まっているわけです。
様々な要因には、美容室や小売店も含まれる。どのように影響するかというと、大量に仕入れることが可能な小売店は、おのずと仕入れ値を安く抑えられる。そして、販売価格も安くなる。
その一方で、美容室のような小口の仕入先はなかなか仕入れ値を安くすることは難しい。よって、同じ商品を買うなら、小売店の方が安く買える可能性が高いのです。
そこで、そんな不利な状況下で販売合戦はできない美容室には美容室向けのシャンプーという商品が供給されるわけです。美容室以外では売らない(売れない)シャンプーをメーカーが作るのですね。
しかし!かなりの種類の美容室専売シャンプーが、流通の途中で小売店に横流しされています。
その昔の話。昔は、小売店に横流しされたシャンプーなど並んでいるのが発覚すると、メーカーの社員が全て買い取った、なんて話もありました。が、今やもうそんなことしていられないので、メーカーも半ば諦めモードなんです。
先日シャンプーの話になったとき、Hさんが「某店でうちよりも安く売っているシャンプーなんて商品として扱えない」という話をされていた。某店で売っていないもの、もしくは、某店で売っている値段より安く売れなきゃ駄目とも仰っていた。
確かに仰るとおりだな、と思った。
しかし、吐露しますと、bleuで販売しているシャンプーも、某小売店で値引きされ売っているそうなんです。実際僕もたまたまその店で見かけたことがありましたしね。
ということは、うちも今扱っているシャンプーを売るのやめるか、それとも値引きして売るか。さあどうするか?と言われたら。DOするかといえば・・・
今のまま定価で売ります。
残念なんですが値引きはできません。なぜなら、某小売店では値引きしても利益が出るから引いているわけで、うちが同じ値段にしたら利益はなくなるわけで、それじゃ困ってしまう。
あるとき僕の客様に「bleuで売っているシャンプーが××で安く売ってたから買っちゃった♪」と言われた。
僕は「良かったですねー」と答えた。
安いところ見つけられたようで、本当に良かったと思う(´∀`:)
安いところもし知ってって、そこで買いたい方はそこで買うことがベストだと思う。
知らない人や、知っているけどうちで買ってくださる方にはありがとうと言って買っていただく。それ以上でもそれ以下でもない。
本当はシャンプーを売りたいわけではないんです。美容師として、シャンプーを売ることはあまり重要なことではないんです、僕にとって。
ただ、髪にかかわること、スタイリングやお手入れにかかわることなので、良いものがあればお客様に紹介していきたい。ただそれだけなんです。
bleuで扱っているシャンプーは僕が成分と価格のバランスを吟味して選んだ物です。
選ぶだけでは「○○は良いから、どこかで買ってね」って半端な対応になるので、だから店頭で販売もしています。
ですから、同じものを安く買えるルートご存知の方はそちらでお買い上げくださっても無問題です。
実際に僕もお客様の立場だったら安いところで買うかもしれない。場合によっては、安いところ知っていながら、わざわざ馴染みのところで少し高く買うこともあるかもしれない。
それで良いと思うんです。
医龍見ていて、ホントいくつものセリフにしびれます。
「目の前に苦しんでいる患者がいて それに手を差し伸べない医者がいたとしたら それは医者じゃない 俺は 医者だ 」
う~んかっこいい(´∀`:)
美容界の朝田龍太郎には程遠いけど、さあ今日も頑張ります!
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8日土曜日と9日日曜日のご予約状況お知らせします。
明日緒形は日中のご予約にまだ空きがあります。
杉浦は、10時にカット、15時にカット(+カラー)のご予約が可能です。10時は電話予約の枠となっておりますので、ご希望の方はお電話でお願いします。
また、9日は午後3時以降はまだ若干空きがあります。
緒形の10時半と11時半に電話予約のみ受付のカットの予約枠があります。
年内は年末30日まで営業(火曜定休)。12月31日~1月4日までお休みさせていただきます。

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ヘアケア

ギンギラギンにさりげなく??

昨日営業後に、美容室を2店舗経営されているHさんとお会いして話をした。てか、飲んだ。いや、呑んだ(笑)
Hさんとはメールでのやりとりをしばらくしていたんですが、ちょっくら呑みながら話しましょうか。ってことで、わざわざHさん直々に町田まで来てくださった。
Hさんは本当は僕よりも少し年上なのですが、本人曰く「マイナス10歳の気持ち」ということで、すごく若々しい気持ち(?)で僕に接してくれた。
色んな話をしたんですが、飲み始めが9時くらいからで、時間2時間ちょっとと短く、話が終わることなかったなー・・・・
印象的だった話があったので、僕なりのつぶやきを書いてみようと思った。
というか、なんか書き出しがいつもと違う??(^_^;)
印象的な話。それは、シャンプーや薬剤の話でして。
Hさんのサロンは、話から察するに若手を上手く育てている印象だった。若手もどんどん意見が言えるいきいきとしたサロン。そんな感じがひしひしとした。
そんな伸び盛りの若手君、若手ちゃんに「Hさん、○○のシャンプー良さそうなんでうちでも使いましょうよ」とか「○○のパーマ液良さそうなんで入れてください」とか言われることがよくあるそうだ。
活気がありそうで、羨ましい。なぜ羨ましいと思うかというと、うちではスタッフにそんなこと言われることが少ないからです(自爆
うちのスタッフがそんなことを言わないのは、多分僕の考え方ややり方、その他諸々のせいではないかと思う。諸々ってなんだよ?(笑)
誤解を恐れずに書くと、僕はシャンプーやその他薬剤に関してはかなり冷めて見ている。
同業者の方やお客様に「緒形さん薬剤について詳しいですね」とか言われるんですが、僕はそうでもないと思っています。
繰り返しになりますが、かなり冷めてます。たまに熱く薬剤について調べたりすることもあるので、強いて言えば「冷めたしぐさで熱く見ろ!」←これが言いたかった(笑)
冗談はさておき、本当に冷めて見ているんです。
なぜ冷めているかというと、ぶっちゃけシャンプーや薬剤なんてどれも似たり寄ったりでほとんど変わらないからなんです。
今朝ふと思った、それら(シャンプーや薬剤)は他のものに置き換えると、味噌や醤油みたいなもんじゃないかと。
味噌や醤油なんてどれもこれも似たり寄ったりですよね?
あー!そこのあなた「そんなことないっしょ!」って反論しましたね(笑)
そう、僕もある側面ではそんなことないと思います。
でも、でも。味噌はどんなに頑張っても味噌。醤油にはなれないし、醤油も同様。高級スーパーに行くと、高い味噌や醤油が売ってます。買ってみると、さすが高いだけあっておいしいと思う。
でも、しつこいようだけど味噌は味噌で、別にマルコメ味噌でもいいじゃな~い。
例えば、凄腕料理人が安い調味料で作った料理と、ド素人が高級調味料で作った料理。どっちがおいしいい料理になりそうでしょうか?普通に考えれば、凄腕料理人の料理ですよね。
調味料が料理全体におよぼす影響って案外小さいんですよ。もちろん、その小さい部分にこだわれるからこそ凄腕なんですけどね。
で、これは料理人の話ですが、美容師の場合はもっと話は簡単になると僕は思っているんです。
どうしてかというと、美容師が使う薬剤などは、調味料なんかよりももっと単純なものばかりなんです。
パーマ液や、カラー剤、それらは医薬部外品という区分けがされた薬剤です。医薬部外品というのは、使える成分がしっかり規定されています。ですから、大きな違いって意外と少ないんです。僕に言わせれば。
医薬部外品の上に医薬品という区分けがあります。こちらはさらに厳しい規定があります。
ためしに風邪薬の成分を薬局で見てみてください。配合成分が驚くほど似通っています。極論書くとメーカー各社は風邪薬の良し悪しで勝負できません。ほとんど同じような成分構成の薬しか作れませんから。ですから、CMなどでイメージで勝負するしかありません。
パーマ液の場合、効能は一つあれば良い。還元と酸化。それだけ。(一般の皆さん難しくてごめんなさい)
というか、パーマ液というのは、1剤が還元剤、2剤が酸化剤です。1剤が還元剤以外のものになるとか、2剤が酸化剤以外になるなんてことはあり得ません。風邪薬が胃薬になたっりしないのと同じように(笑)
しかも、還元、酸化剤の濃度は薬事法で上限が決められているし、さらに日本パーマネントウェーブ液工業組合という団体でその上限よりも低い濃度の自主規制まである。
組合では、薬事法よりもさらに安全性の高い濃度で薬剤を製造しましょうというルールがあるんです。そういうルールでしか作られないのがパーマ液などの薬剤なんです。
ですから・・・
魔法の薬剤など存在しません!
もしも、魔法があるとしたら、それは美容師の腕です。美容師自身が魔法使いになる以外に、どんな薬剤を使おうが魔法を使う方法はありません。
百歩譲って、もしも魔法の薬剤が発明されたら、その時美容師はいらなくなるのかもしれません。誰がやっても良い結果になるわけですから。
うちのスタッフが僕に「あの薬剤を使ってみたんですが」とか言ってこないのは、僕がこんな冷めたことばっか言っているからなのかなー、と、呑みの帰り道冬空を見上げながらちょっと反省してしまった。
自分も若いときは「あの薬剤を使えば」って思いましたから・・・
あ、シャンプーの話もしとこう。でも長くなったので、また次回!